70回 知床・藻琴山スノーシュー 2020212日~14日 男性2人、女性2人 企画:野呂

 


日程:2020年 2月12日~14日

交通手段:JAL、レンタカー

参加者:河野、井口、橋本、野呂

概要

 2月12日:移動日 女満別空港からペンションまでドライブ ペンション「風景画」泊

 2月13日:風景画のオーナー山下さんの案内で知床の森トレッキング ペンション「風景画」泊

 2月14日:山下さんのガイドで藻琴山登山 登山後JALで戻る(20時00発 21時55分羽田着)

詳細
2月12日:7時5分発のJAL便で女満別空港・ドライブ 
 日程は半年前に決めてあったので、早期割引の最も割引率の良いチケット(片道1万5千円?)を利用。
 9時女満別空港着。清里町のペンションまでは車で2時間弱で行けるが、早く着きすぎるので回り道をして、
 女満別空港→美幌峠→摩周湖→開陽台→野付半島→根北峠を通って清里町ペンション「風景画」に行く事にした。
 ドライブのルートは下記の地図を参照
 A:女満別空港 B:美幌峠 C:摩周湖展望台 D:開陽台 E:野付半島 D:清里町「風景画」

・2月13日: 流氷と知床の森のスノートレッキング
 知床自然センターまでは山下さんの車で移動。途中で流氷を見る。
 知床自然センターの周辺は戦後に入植者が入り開墾したと山下さんから説明あり。

 寒さと痩せた土地の中で頑張って開墾を続けたが、国立公園に組み込まれると言う事で最終的にはこの土地を放棄。
 開墾された土地は白樺が多く、その先はエゾ松、トドマツその他の木が混在する原生林とは植物相が違っていた。
 この日は一日、無風、快晴。但し温度はプラス8度と高すぎた。
 象の鼻まで行き、帰りは海岸線に沿ってチカポイ岬まで戻り、そこから知床自然センターに戻った。
 歩行距離は3km以下だったが、木々の様子、羅臼岳・硫黄山などの山々および流氷などの景色など見ながら歩き、
 2時間余の時間を要した。

 

 2月14日:藻琴山登山および女満別空港までドライブ

  藻琴山は標高1000mの屈斜路湖の外輪山である。

 登山口まではペンションから45km、登山後直ちに空港に向かう
 ので、レンタカーを使用して移動した。

 この日は曇りの予報だったが、登山の間は青空が見えていた。

 ただし、この日も2月には珍しいプラス数度の温度の為、
 キリキリと冷え込む2月を味わう事が出来なかったのは残念。

 遠くからみるとなだらかな山に見えるが、外輪山の通例として、
 カルデラ湖側は急な斜面となっていた。地図の南側が屈斜路湖。

 登山ルートは登山口からほぼ直登で尾根を目指し、

 その先は頂上まで尾根道を歩く。尾根を登るので、登りは左側に

 屈斜路湖を見ながら登る。振り向くとオホーツク海が見えてい
 た。

 車は650mの道路脇に駐車したので、標高差は350m。

 9時にペンションを出発、登山開始は10時20分。
 ガイドの山下さんによると、本来下りは、北側の広い谷の斜面を滑っておりるそうだが、今年は雪が少ないために、登って来た道を
 下る事になった。2時前に下山。

 ガイドに別れを告げ、我々は北上し、山下さんご推奨のサケトバを買うために、止別(やむべつ)のサケトバ工場(二ハチ食品)に
 向かう。サケトバ工場の主人(と思しき)に都会の人は歳にもかかわらず、元気だねと呆れられた。

 止別から海岸線を網走に。途中、原生花園(湯沸湖)を通る。当然の事だが見るべきものは無く、ただ、あまり白くない白鳥の群れに
 出会った。

 自由に車が使える利点を生かし、出発まで分刻みで行動;網走湖畔で温泉に入り、網走に戻り、寿司屋で夕食を取り、空港に戻った。
 羽田行きの便は20時発。荷物を出し、余裕を持ってビールで乾杯。極寒を求めて2月の道東に来たのだが、予想は大外れ、残雪期の山遊
 び+ドライブを楽しむ事になった。